富山地方気象台(気象庁)は、的確な気象情報を提供することによって、自然災害の軽減、国民生活の向上、交通安全の確保、産業の発展などを実現することを任務としています。そのために、気象の観測のほか、台風や集中豪雨、地震・津波、火山噴火などの自然現象や気候変動などの地球環境について24時間365日体制で監視し、情報を随時発信しています。　
　気象台が発表した気象警報・地震情報などの防災情報や天気予報などの生活情報、季節予報などの地球環境･海洋情報は、県や市町村などの自治体や、テレビ･新聞など報道機関を通して提供されます。
　また、気象台では気象、地震･火山、地球環境について、さらには気象台が行っている業務についてもっと知っていただくために、依頼に応じて講演に伺う「出前講座」や、気象台を見に来ていただく「気象台見学」を行っています。
　最新の自然現象や地球環境、防災に関する情報を知ってもらうために、内外の講師による勉強会を定期的に行ったり、積極的に講演会やシンポジウムに参加したりして知識を深めています。