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  〈vol.5〉山岸利基さん (鰍ワるまん代表取締役社長) 「取材日2005.03.04」

まるまん・山岸利基 今回は、スーパーマーケットでの販売活動を通じて、環境への取組みを熱心に進めている鰍ワるまん代表取締役社長 山岸利基さんにインタビューしてきました
なお、鰍ワるまんエール店(滑川市常磐町)は環境に配慮した販売活動が評価され、平成17年1月31日に「富山県認定エコショップ」に認定されています。

 販売活動を通じて取り組んでいることは??

カズ:山岸さんが販売活動を通じて取り組んでいることは何ですか?

山岸さん: 滑川市連合婦人会さんと定期的に会合を開催し、消費者の意見を販売活動に取り入れるようにしています。
 弊社の他、滑川市内のスーパーマーケットの潟宴Cク滑川店さんや潟pルフェパスタ店さんが参加し、年間3〜4回会合を重ねていますが、マイバッグ運動・地産池消商品の販売・トレイの削減など様々な意見がありました。
 中には、袋が厚いので薄くしたらどうかとか、セロテープの幅を狭くしたらどうかなどの意見もありましたね。

まるまんエール店 まるまん店内
鰍ワるまんエール店 滑川市常磐町181 SCエール内

 意見をどのように取り入れているの??

カズ:実際に意見をどのように取り入れているのですか?

エコマーブル
マイバッグで進めようごみの減量化!(エコマーブル制度)

山岸さん:マイバッグ運動を推進するため、連合婦人会さんと話をしながら、一般的に行われているポイントカード制度ではなく、他の還元方法として、昨年の5月からエコマーブルという制度を市内のライクさんやパルフェさんとともに始めました。
 エコマーブルとは、マイバッグを利用してレジ袋を利用しないお客様に、ビー玉(エコマーブル)をお渡しします。このビー玉をお客様が支援したいと思う団体のペットボトルに投函します。
 ペットボトルが一杯になったら1本500円でその団体の活動に活用されることで、ごみの減量化と社会活動への支援ができるものです。
 ペットボトルは滑川市連合婦人会、滑川街づくり工房、滑川市児童クラブ連合会の3種類があり、大体1日50個のエコマーブルを渡していくと考えて、これまで20本分が団体の活動に活用されています。
 この他、トレイを減らしてという意見がありましたので、トレイの使用量を減らしてきています。例えばオクラはネットに入れるだけにするとか、レモンは以前は陳列しやすいようにトレイに入れていましたが、袋のサイズを変えるなど工夫してトレイを使わないようにしました。

 消費者に伝えたいことは??

カズ:山岸さんが一般の消費者に伝えたいことはありますか?

山岸さん: 店舗の入口でトレイの回収をしていますが、最近は洗っていない汚れたトレイをそのまま入れてあることもあります。また、白いトレイと色の付いたトレイが混ざってしまっています。これらのトレイはリサイクルできません。こちらでも、分類表示をはっきりとしたものに変更しますので皆さんもご協力をお願いします。

回収ボックス01 回収ボックス02
出てしまったゴミも、きちんと分別回収されればリサイクルされて生まれ変わるよ

 お店としての取組みについて

カズ:その他、お店としての取組みを教えて下さい。

山岸さん:新聞の折り込みチラシに、ゴミの出ない調理法(エコクッキング)を掲載しています。読んでみてください。
 これからの取組みとしては、地域の農家をもっと大事にしていく必要があり、例えば営農組合と組んで定期的に地域の農産物が入ってくるようにする、店舗からでる生ごみを利用して堆肥にし、この堆肥を利用した有機農産物の販売や、SCの屋上での屋上菜園への取組みなども今後やってみたいと思います。
 今後2年間で、店舗改装に向けスペースが拡張されるため、環境にやさしい製品の充実ということも十分に考え、消費者の方に良い商品を提供していかなければならないと考えています。

カズ:山岸さんありがとうございました。

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